もともとApple IIやIIIユーザでしたが、Windows3を使い始めてからずっとWindowsユーザでした。
iPhoneを購入し、Appleの虜になった私は他の世界を味わってみたいという理由からiMacを買うことにしました。
よく見る「なぜMacを買ってよかったのか」という理由のほとんどが「かっこいいから」などと感性に語りかけるものが多く、狂信的なApple信者の意見だけでは、今ひとつWindowsからMacに移行することのできない方も多いのではないでしょうか。
もちろん、Windowsの方が優秀だと感じる部分もありますが、ここではMacの方が優秀だと感じた箇所をできるだけ客観的に述べたいと思います。
Macを検討している方の参考になれば幸いです。
- ウィルスが少ない安心感
正直、これはMacのセキュリティが優れているからウィルスが少ないとは思いません。
やはり、ウィルスを作る人はWindowsのように多くのシェアをしめるOSのウィルスをつくるものですから、結果Macは狙われにくい。
だからといって、Macのウィルスがないわけでもなく、セキュリティ対策をしなくていいわけではありません。
ちゃんとセキュリティ対策は必要です。 - デフォルトで入っているソフトが優秀
iMovie、iPhoto、GarageBandのどれをとっても「えっ?はじめからこんなにいいソフトを入れちゃうの?」と思う品質です。
Windowsで同レベルのソフトを使いたければ、万単位の出費が必要ではないかと思います。
Appleの招き猫としての企業戦略だと思います。
iMovieは、現在多くのビデオカメラが取り扱うavhdをmov形式に変換しないと取り扱えないので100%満足しているわけではありませんが。。。
また、Time Machineという自動で世代別に外付けハードディスク(別売り)にバックアップするユーティリティが標準装備。
細かい設定をするには、別途アプリを導入する必要がありますが、よくわからない人には外付けハードディスクを接続して、Time Machineに設定さえすれば、Macが壊れた時、間違えてファイルを消しちゃった時、間違えて上書き保存しちゃった時に元に戻すことが簡単にできます。
私の周りには、「10年分の家族写真の入ったパソコンのハードディスクが壊れたけどどうにかならない」などと相談にくる人がいますが、MacにしてTime Machineを設定していればこんな相談もなかったことでしょう。
Windowsにも、同様の機能があったりしますが、MacのTime Machineは非常に設定が簡単で、ファイルの復活手順も直感的です。 - Office製品の代替であるiWorkが使える
Office製品は、世の多くのユーザが使っているのでファイルを送っても不具合が少ない、関数が豊富と魅力はあります。
しかし、「ファイルをPDFで送れればよい」、「関数はそんなに使わない」のであればiWorkは非常に魅力的です。
まず、Wordに対抗するPages、Excelに対抗するNumbers、PowerPointに対抗するKeynoteがそれぞれ1,700円とOffice製品より格段に安い。
また、iWorkの標準テンプレートはOfficeよりも格段にデザインセンスがよい。
iOSデバイスを持っていれば、ファイルの保存先をiCloudにしておけばMacだろうがiPhoneやiPadでも簡単に閲覧・編集ができます。
- カラーマネジメントが優秀
カメラを趣味としているのですが、Windowsを使っていると、画像ファイルをブラウザで表示した時とPhotoshopなどで表示した時とでは色味が異なっています。 そのため、印刷する時は頭を悩ませます。
Macは今のところ、どのソフトで表示させても色味が統一されていて、画像を扱う時は非常に楽です。 - 各種設定が非常に簡単
よくMacは簡単なんて聞きますが、簡単ってなんだろうって思う人もいるのではないでしょうか。
Windowsはよく言えば「かゆいところまで手が届く」といえますが、Macは「使わない設定はそぎ落とす」といったところでしょうか。
Windowsの「コントロールパネル」を表示させると膨大な設定項目がありますが、Macの「システム環境設定」は非常に項目が少ないものです。
Macで細かい設定をしたい場合は、アプリを別途導入するなどして対応することとなります。
私がびっくりしたのは、Macに触れた初日に何も調べることなく、ネットワークプリンタ二台を数クリック、数分で完了したことです。
Windowsだとこうはいきません。 - Mac対応ソフトの品質が総じて高い
よく言われている「Windowsに対応したソフトは多いが、Macは少ない」。
これは間違いありません。
しかし、山のようにあるソフトから本当に必要なものを探すのに苦労します。
もちろん、業務で使う特殊なソフトでWindowsにしか対応しないなどありますが、一般的に使われる必要なソフトはMacにもあり、総じてインターフェイスを含めて優秀なものが多いと感じています。 - Windowsを導入できる
これを言ってしまっては、はじめからWindowsでいいのではないかと思うかもしれません。
原則Macを使い、どうしても必要な時があればWindowsを使うこともできます。
1から7まではソフトウェアの話でしたが、ここからはハードウェアの話になります。 - 音が静か
私は、元々音を気にする性格ではありませんがiMacを購入して静音の意味がわかりました。
目をつぶると、パソコンの電源が入っていることを忘れさせられます。
よくよく耳を澄ませば、ハードディスクのカリカリ音も聞こえないわけではありませんが、今まで使っていたウィンドウズデスクトップとは比較になりません。 - Magic Trackpadが使える
これは、アップルのお家芸としかいえません。
本当に使いやすいです。
ブラウジングをするときはMagic Trackpad、画像編集、映像編集など細かい作業をする時はMagic Mouseを使うようにしています。
- インテリアになる
すみません。
最後は感性に語りかける感想となりますが、やはりMacは見た目が洗練されいてインテリアになります。
リビングにおいてあっても、妻から「景観を崩す。なんとかならない?」などと文句を言われなくなりました。
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